【スタッフブログ】車椅子で自分で外出できる住まいへ|段差解消・スロープ工事【波佐見町】
こんにちは。
すまいのとなりです。
今回は、波佐見町で施工させていただいた、介護改修・バリアフリー工事をご紹介します。
今回のお客様は60代のご夫婦。
お一人が足が不自由で、普段は車椅子を使用されています。また、杖を使って歩くこともありますが、足をすりながら歩くため、数センチ程度の小さな段差でも移動の負担になっていました。
今回の工事では、単純に段差をなくすだけではなく、
「寝室から外へ出て、自分で車まで移動できる」
という生活動線を意識して改修しました。
ご相談いただいたきっかけ
今回のご相談は、ご紹介がきっかけでした。
もともとトイレの手すり工事や、和室の畳をフローリングへ変更する工事など、住まいのバリアフリー化を検討されていました。
その中で、
「室内だけではなく、外へ出るところも安全にしたい」
というご希望がありました。
そこで、ご本人の現在の身体状況だけでなく、これから先もできるだけ自分で生活できるよう、屋外の通路についても確認しました。
一番の問題は「小さな段差」でした
車椅子を使用されている方にとっては、大きな段差だけが問題になるわけではありません。
今回のお客様は足がすり足になるため、
数センチ程度の段差でも、つまずいたり、足を取られたりする危険があります。
杖を使って歩く場合も同様です。
「これくらいの段差なら大丈夫」
と思われる段差でも、身体の状態によっては大きな障害になります。
特に今回のように、
- 車椅子を使用する
- 杖を使用する
- 足をすりながら歩く
- 屋外を移動する
という条件が重なる場合には、通路全体を確認することが大切です。
以前は家族の介助が必要になる場面も
これまでは、段差を越える際に、
杖をつきながら慎重に足を動かしたり、ご家族が介助したりしながら移動されていました。
また、犬走と通路の間には段差があり、車椅子で移動する際にも不安がありました。
さらに、通路脇には溝があり、
「車椅子の車輪が落ちたらどうしよう」
という心配もありました。
そこで、車椅子でも安心して通行できるよう、通路全体を見直しました。
「玄関から出る」だけではなく「寝室から外へ」
今回の工事で特に大切にしたのが、生活動線です。
お客様は寝室から昇降機を使って屋外へ移動されます。
そこで、
寝室 → 昇降機 → 犬走 → 通路 → 車
という一連の動きを、できるだけ段差を気にせず移動できるよう計画しました。
玄関を経由しなくても、外へ出て車まで移動できることで、
「自分で外へ出られる」
という自由をできるだけ確保することを目指しました。
現地調査で確認したポイント
今回の現地調査では、単に段差の高さを見るだけではなく、車椅子の動きを想定して確認しました。
犬走と通路の段差
約数センチの段差があり、足をすりながら歩く場合にはつまずく可能性がありました。
そこで、段差部分はコンクリートと鉄板を使い分け、スムーズに移動できるようにしました。
通路幅
車椅子が通行しやすい幅を意識して施工しました。
通路の横にある溝は、車椅子の車輪が落ちる可能性があったため、溝蓋を設置しました。
これにより、通路として使用できる幅も広がりました。
なぜ鉄板とコンクリートを使い分けたのか
今回、すべてをコンクリートにするのではなく、場所によって鉄板とコンクリートを使い分けました。
既存の状態や段差、高さなどを確認し、
長く使えることと、無理なく通行できること
を考えて施工方法を決定しました。
特にスロープ部分については、急な勾配にならないように調整。
車椅子でも杖歩行でも、できるだけ無理なく通行できるようにしました。
溝にも対策をしました
今回の現場で意外に重要だったのが、通路脇の溝です。
車椅子の場合、少し車輪がずれるだけでも溝に落ちてしまう可能性があります。
そこで溝に蓋を設置し、車椅子が通行できる範囲を広げました。
段差を一つ解消するだけではなく、
「通路全体を安全にする」
ことを意識しています。
工事内容
今回の工事では、主に以下の施工を行いました。
- 型枠工事
- コンクリート工事
- 段差解消工事
- 鉄板加工・取り付け工事
- 溝蓋加工・設置工事
- スロープ施工
工期:約2日
工事後、生活が変わりました
工事後は、これまで気になっていた段差を大きく改善。
寝室から昇降機を利用して外へ出た後、
車椅子で通路を移動して、自分で車まで行きやすい環境
になりました。
これまでのように、
「この段差をどうやって越えよう」
「転ばないようにしないと」
と考えながら移動する負担も軽減されました。
ご本人が自分で外へ出やすくなったことは、ご家族にとっても大きな安心につながります。
お客様の声
「車で出掛けることが好きなので、できれば自分の好きなタイミングで外に出たいと思っていました。
以前は段差があるので、転ばないか心配でしたし、家族に手伝ってもらうことを考えると、外へ出ること自体が少し億劫になることもありました。
今回、段差をなくして通りやすくしてもらったことで、安心して外へ出られるようになりました。
これからは、もっと気軽に車で出掛けられそうです。
工事してもらって本当に良かったです。」
担当者より
今回の工事で私が一番大切だと感じたのは、
「介護が必要だから、誰かに介助してもらう」だけではなく、「できることは自分でできる環境をつくる」
ということです。
車椅子生活になったからといって、外出を諦める必要はありません。
もちろん身体状況によってできることは異なりますが、住まいの段差や通路を改善することで、ご本人が自分でできることを増やせる場合があります。
今回も、寝室から昇降機を利用して外へ出る動線を確認し、
- 段差
- スロープの勾配
- 通路幅
- 溝
- 車椅子の車輪が落ちる可能性
などを一つずつ確認しました。
介護改修は、室内の手すりや段差解消だけではありません。
「家から外へ出るまでの動線」まで考えることが大切です。
このような方におすすめです
- 車椅子で自宅から外へ出たい方
- 杖を使って歩いている方
- 足がすり足になり段差が気になる方
- 数センチの段差でもつまずくことがある方
- 犬走と通路の段差が気になる方
- 車椅子の車輪が溝に落ちるのが心配な方
- ご家族の介助負担を減らしたい方
- 将来の車椅子生活に備えたい方
- 介護保険を利用してバリアフリー改修をしたい方
よくあるご質問
Q. 工事期間はどのくらいですか?
今回の工事は約2日で完成しました。
ただし、現場の状況や工事範囲によって期間は変わります。
Q. 費用はいくらくらいですか?
今回の工事金額は掲載していません。
段差の数、施工範囲、コンクリートの面積、鉄板や溝蓋の加工などによって費用が変わりますので、現地確認後にお見積りいたします。
Q. 住みながら工事できますか?
はい、可能です。
今回もお住まいになりながら工事を行いました。
生活動線を確認しながら、安全に配慮して施工します。
Q. 介護保険は利用できますか?
工事内容によっては、介護保険の住宅改修費の対象となる場合があります。
対象となる工事や申請方法などは、ケアマネジャー様や関係機関との確認が必要になります。
『すまいのとなり』でも、介護保険を利用した住宅改修についてご相談いただけます。
関連する施工事例
すまいのとなりでは、今回のような屋外のバリアフリー工事だけでなく、
- 高齢者のためのスロープ工事
- 玄関アプローチの段差解消
- 手すり設置工事
- 介護を考えた駐車場工事
なども行っています。
さいごに
介護リフォームというと、
「室内に手すりを付ける」
「トイレを改修する」
といった工事を思い浮かべる方が多いと思います。
しかし、実際の生活では、
寝室から外へ出るまで
玄関から車まで
車から道路まで
という屋外の動線も非常に重要です。
小さな段差や溝でも、車椅子や杖歩行では大きな障害になることがあります。
「家から車まで安全に移動したい」
「親が自分で外に出られるようにしたい」
「将来車椅子になっても暮らせるようにしたい」
そんなお悩みがございましたら、ぜひすまいのとなりへご相談ください。
現在の身体状況だけでなく、これからの暮らしまで考えた住まいの改修をご提案します。
住まいの悩みを、住まいの価値へ。
すまいのとなり
担当/円田
電話/0956-58-2295
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定休日/水曜・日曜日
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